ITエンジニアと英語

エンジニアはぶっちゃけ、TOEIC何点、英検何級あれば良いか?

投稿日:2018年10月6日 更新日:

はじめに:エンジニア職に必要な英語力って、ぶっちゃけ……

こんにちは、げんごにあです。

エンジニアは勉強熱心な方が多く、【通勤電車で英語を学んでいる】という方も少なくないでしょう。

TOEICや英検は、語学学習の「マイルストーン」がわりになり、うまく活用すれば、モチベーションを維持したり、客観的に能力を見つめたりできる「お助けツール」。

語学試験は「マイルストーン」にも……

語学試験は「マイルストーン」にも……

それでは、実際問題、TOEICや英検でどれくらいの成績があれば、「エンジニア業務」をこなせると言えるのでしょうか?

本記事では、そういう素朴なギモンについて、筆者が周囲から見聞きした情報を元に、考察してみたいと思います。

TOEIC・英検、どれくらいあれば、エンジニア業務可能?

これには、いくつかの観点があります。

履歴書に書けるか?という観点

エンジニア職を目指して、就職・転職するという場合。

「履歴書に書けるか」と考えたときは、以下が一つの考え(目安)です。

【判例】
× 書かない方がマシかも
△ 書いても損はしない
○ 書いてもOK
◎ 有利になるかも
成績 日系企業 外資系企業
新卒 既卒 新卒 既卒
TOEIC 500点 × × ×
TOEIC 600点
(英検2級)
×
TOEIC 730点
(英検準1級)
TOEIC 860点

新卒であれば、(企業側にしてみれば)能力や経験をはかる判断材料が乏しいため、語学試験は一定の「効力」を持つでしょう。

既卒になると、語学試験よりは、過去の業務実績が重要視されるため、新卒時ほどの影響力は持たなくなります。

また、日系企業、外資系企業の違いもあると思います。

仕事が回せるか?という観点

エンジニア職として英語を使う場合、実は、語学試験のスコアってあまり参考になりません

TOEIC 600点(英検2級)くらいの成績があれば、あとは、エンジニア職としてよく使う定型表現を暗記しちゃえば、仕事は回せるようになるものです。

Reading, Writing, Listening, Speaking... どのスキルがいるか?

Reading, Writing, Listening, Speaking... どのスキルがいるか?

語学試験のスコアよりも、Reading/Writing/Listening/Speakingのうち、どの技能が、どれくらい求められるかと考えた方が、現実的です。

例えば、「とあるJaveフレームワークの解説書が英語でしか提供されておらず、それを読みたい」という業務のケースなら、Readingだけあれば、仕事は回せるでしょう。

一般的に、【読み書き】に偏重した、日本の英語教育を受けてきた場合、以下のような傾向が見られるでしょう。

  • 読む > 書く 「読む」は大丈夫だが、「書く」のは自信がない
  • 聞く > 話す 「聞く」のはユックリならいけるが、「話す」のは厳しい
  • 読む > 聞く 「読む」と「聞く」なら、「読む」の方が得意

もちろん、帰国子女はこの限りではありませんし、人によっては「違うよ」という方もいると思いますが、一般的な日本人なら……

【とっつきやすい】 読む > 書く ≒ 聞く > 話す 【難しい】

という「スキル序列」があるため、以下のように考えることができます。

【判例】
× できない
○ できる
段階 スキルセット Reading Writing Listening Speaking
英文を読む
(マニュアル、メール)
× × ×
メールの読み書き
会議(発言なし)
×
電話応答
会議(発言あり)

まずは1〜3、どの段階のスキルが求められるかを、明確にしましょう。

もし、段階1(Readingのみ必要)なら、TOEICのReadingセクションスコアだけを上げるような学習スタイルを取った方が、合理的と言えます。

昇進試験にパスできるか?という観点

企業の中には、英語試験の成績を昇進要件に組み入れるケースもあります。

詳細は昇進時に必要なTOEICスコアは?の記事に詳しいですが、概ね、TOEIC600点あれば、ほとんどの企業では問題なさそう。英検2級相当ですね。

外資系だと、TOEIC730点以上、英検準1級ほどのケースもあるようです。

まとめ:高スコアより、業務定型表現習得を目指そう

以上、TOEICや英検でどれくらいの成績があれば、「エンジニア業務」をこなせるかについて、記事をまとめてみました。

ざっくり要約すると:

  • エンジニア職をこなすには、TOEIC 600(英検2級)くらいの基礎力をつけると良い
  • 業務上、頻繁に使う定型表現をストックすることが効果的
  • Reading/Writing/Listening/Speakingのうち、どの技能が、どの程度必要かを見極めた上で、学習プランを作成することが有効

ということをご紹介しました。

余談)「工業英検」はマニアックだが有益

本記事では詳しく扱いませんでしたが、エンジニア職に特化した英語を身につけるなら、TOEICや英検より、「工業英検」が有益だと思います。

社会的には、スポットライトを浴びることもなく、ほとんど評価されることもありませんが、純粋に、エンジニア業務で使える英語を鍛えたい方は、工業英検の過去問を積極活用するのも一案です。

エンジニア職に特化した英語力をバランス良くみにつける「工業英検」

エンジニア職に特化した英語力をバランス良くみにつける「工業英検」

グレードとしては、工業検定3級、工業検定2級が良いでしょう。

なお、工業検定1級は、英検1級やTOEIC満点の保有者でもクロウするという話を聞いたことがありますが、そもそも工業英検1級を受験するレベルの方であれば、実務上、英語で困ることは、かなり少なくなっているものと考えられます。

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