SEネタ(特に社内SE) 情報処理技術者試験

IT系国家資格を取得することに意味はある。上流工程信仰の根強い日本社会の仕組みを逆手にとるという意味で、理に適っているという話

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こんにちは、げんごにあです。

SE業界には政府・民間あわせると、有名なものだけでも数十個という資格が存在し、読者の中にも、これまでいくつか受験された経験をお持ちの方も含まれていると思います。

そして、永遠に繰り返されるのが、この議論。

「資格がなくてもエンジニアとしては食べていける。資格に意味はあるのか?」

寄せては返す波のように、忘れかけられたころに再燃しやすいトピックであり、今後もそのような「満ち引き」が繰り返されていくのでしょう。

本記事は、IT系資格でも、コスパや費用対効果を考えると、国家資格のコスパが最強であるという筆者の持論をご紹介するものです。

どのような資格を取得するか、意思決定しかねているという方は、ぜひご一読くだされば、と思います。

筆者の簡単なスペックについて

情報システム部門だけで数百人という規模の企業に勤める、社内SEです。

普段は、システムアーキテクト兼プロジェクトマネージャのようなポジションで、社内システムの開発保守業務に携わっていますが、特徴的なキャリアとしては、オフショア開発を十年以上手掛けていたというポイントがあります。

保有資格は、ITストラテジスト、システム監査技術者、プロジェクトマネージャ(いずれも経済産業省)。

年齢は三十半ばの中堅といったスペックになります。

そもそも日本って、上流工程信仰がものすごい

ITエンジニアとしてシステム開発現場にいると、最も大変な役回りは、リーダークラスの開発者であると感じます。

システム仕様をドキュメントに落とし込みながら、技術的課題を解決し、なおかつ、後継者を教育していかなければなりません。

これだけではなく、業務の進捗状況をまとめて上長へ報告するお鉢まで回ってくるという、鬼畜ポジション。

日本社会では上流工程信仰が根強く、これだけ大変な開発リーダーよりも高く評価されてしまうのが、プロジェクトマネージャ

開発リーダーとプロジェクトマネージャの両方を経験したことのある筆者としては、開発リーダーのほうがずっと大変でした(人によって、どう感じるかは変わると思いますが……)。

筆者がそう感じた根拠としては、高い専門性を求められることに加え、システム仕様と技術をうまく結びつけてドキュメント(設計書)に落とし込むという、システム開発現場で一番負荷の高い業務スキルが求められることにあります。

上流工程信仰が根強い日本社会で働くならば、それを逆手にとってIT系国家資格を利用するという発想

上流工程が根強い日本社会では、IT系資格の中でも、上流工程のスキルを測定する上級国家試験が評価されやすい傾向にあります。

事実、資格の取得報奨金では、ほとんどの企業において最上位ランクとなるのは、ITストラテジスト・システム監査技術者という「相場」が決まっており、ここでも上流工程信仰の根強さを垣間見ることができます。

日本社会で働く以上、この上流工程信仰がある日突然消えてくれるということはほとんど期待できませんので、それを逆手に取るという発想が現実的ではないでしょうか。

実務として即戦力になるのはベンダー系の資格であることは言うまでもありませんが、報奨金の支給額や、企業における認知度(権威性)からいって、上級の国家試験に合格しておくことが、コスパとしては優れているのです。

狙い目は「御三家」。最高レベルの権威性があるにも関わらず、受験料はコスパ抜群、一度取得すれば生涯有効

筆者は、ITストラテジスト、システム監査技術者、プロジェクトマネージャの三区分すべてを、一発合格で取得しました。

詳しいノウハウは本ブログでご紹介していますので、興味を持たれた方は過去記事をチェックいただけると幸いです。

これらは実質「御三家」とも呼べる権威性のある資格である上、一度取得しておくと生涯有効という嬉しさがあり、さらには、ほとんどの企業において、最高峰ランクの一時金・報奨金が支給される対象となっています。

一方、ベンダー資格だと、取得費用が数十万円とかかっても、数年以内に有効期限を迎えてしまう、悲しい結末が待っています。

結論としては、権威性やコスパ面での優位性から考えても、国家試験を優先させてキャリア構築をするという考えは、日本社会でエンジニアをする以上、理に適っているということです。

これから資格取得を考えられているエンジニアの方へは、国家試験(情報処理技術者試験)は断然お勧めできる選択肢です。

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