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将来、英語を使えるITエンジニアとして【世界を舞台に】働きたい学生さんが、今やっておくべきこと

投稿日:2018年11月28日 更新日:

はじめに:英語とコンピュータが、今世紀を生き抜くための必須スキルに

こんにちは、げんごにあです。

最近、やたらと「英語教育の改革」について、ニュースや新聞で見聞きすることが増えてきました。

小学校で英語の授業が始まったり、大学入試で四技能(読む・書く・聞く・話す)を測定できる民間試験の採用が検討されたり、話題には事欠かない状況です。

改革の進む英語教育

改革の進む英語教育

一方で、英語ほどではなくとも、これまた話題に上ることが多いのが、コンピュータ。

銀行窓口などの業務がAI(人工知能)に奪われたり、学校教育でプログラミングが重視されるようになったりしたという話は、どこかで見聞きしたことのある人も少なくないでしょう。

学校教育の場でも存在感を増しつつあるコンピュータ

学校教育の場でも存在感を増しつつあるコンピュータ

英語とコンピュータが、今世紀を生き抜くスキルとして、大きなトレンドになることは、ほぼ確実視して良いと断言できる状況だと言えます。

学生さん(中高生、あるいは、大学生)の中には、将来、英語を使って、ITエンジニアとして【世界を舞台に】働くことを夢見て、インターネット検索によって、この記事へたどりついた方もいるでしょう。

本記事では、実際そんな仕事をしている筆者の体験から、学生時代にしておくべきこと(一部は、しておいたほうが良かったと後悔していることも含める)をまとめ、皆さんの参考になるような情報をシェアしたいと思います。

筆者のスペック

高校数学教師を辞めて、大手メーカーに転職し、ITエンジニアとして勤務するサラリーマン。

まだまだ人件費の安い東南アジアのソフトウェア開発会社を活用しながら、システム開発を推進する仕事をしています。

スカイプを使って、英語で、現地エンジニアへシステム設計の説明を行ったり、プログラムの修正指示を伝えたり、英語とコンピュータにどっぷり浸かって働き、かれこれ十年以上になります。

■保有資格など

  • ITストラテジスト、システム監査技術者など
  • TOEICは900点以上を複数回取得し、リスニングは満点
  • 工学修士(国立大学大学院修了)

英語で世界と働くITエンジニアになるため、学生さんがやっておくべきこと

リーダー経験を積む

意外に思われるかも知れませんが、英語とコンピュータの仕事をするために、一番大切なのはリーダー経験だと思います。

優れた英語スキル、優れたコンピュータスキルは、もちろん、【あればあるほど】有利になるでしょう。

それでも、日本人って、なんだかんだ言って人件費が高いので、海外企業と仕事をする上でも、責任のあるポジションが必然的に回ってくるのです。

社会では、賃金が高いほど、責任も増えるんです(一般常識です)。

「自分で何かをする」仕事よりも、「人に何かをしてもらう」仕事がグーンと増える

「自分で何かをする」仕事よりも、「人に何かをしてもらう」仕事がグーンと増える

英語とコンピュータで生きていくにしろ、「自分で何かをする」仕事よりも、「人に何かをしてもらう」仕事の方が多いと思っておいた方が良いかも知れません。

もちろん、コンピュータに向かって、自分の手を動かし、プログラムをゴリゴリ書くことはあるでしょうが、そういった業務は、全体の一部。

海外のエンジニアに「何かをしてもらう」ため、納得してもらうなり、(納得が無理なら)説得するなり、人の上に立つリーダー経験がなければ、業務は回りません

学級委員なり、クラブやサークルの部長なり、あるいは、仲の良い友達と卒業旅行するときの幹事役でもいいかも知れません。

人をリードして、何かを達成するという経験はマストです。

SNSで海外とツナがってみる

ひと昔、インターネットがまだない頃は、海外に友達を作るとしたら、いわばペンパル(文通仲間)を持つくらいしか、選択肢がなかったでしょう。

今では、Facebook、Twitter、Instagramなど、全世界にユーザを持つ、グローバルなSNSが身近にあり、世界とツナがることは、非常に簡単

話題のネタに事欠かない、同じ世代で、同じ興味を持つ友達を作っては、どうでしょうか。

グローバルSNSで海外とツナがる

グローバルSNSで海外とツナがる

アメリカやイギリスなど、英語を母語とする相手にこだわる必要はありません

むしろ、中国人の方が、同じ「英語学習者」として分かり合えたり、簡単な単語だけで意思疎通する分、ハードルは低いかも知れません。

英語を使って、チャットや通話をし、日本から一歩踏み出してみる経験は、確実に、あなたの血となり肉となるでしょう。

海外に出かけてみる

いくらオンラインで世界とツナがれると行っても、実際に海外訪問する【リアル体験】との間には、まだまだ超えられない壁があります。

オンラインでは視覚(目)と聴覚(耳)しか使いませんが、海外に出かけると、嗅覚(鼻)、味覚(口)、触覚(手足)がフルに動き、自分に飛び込んでくる情報量は、ケタ違いです。

百聞は一見に如かずだが、「百見は一訪に如かず」も事実

百聞は一見に如かずだが、「百見は一訪に如かず」も事実

まずは、「英語を話したが、全然通じなかった」という経験をするだけの旅でも構わないと思います。

【悔しかった記憶】は、帰国後、英語学習のモチベーションを高める起爆剤になるかも知れません。

また、行き先は、英語の公用語圏(イギリス、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、フィリピンなど)に限る必要はありません。

台湾であれ韓国であれ、英語ができるのとできないのとでは、全然利便性が違うと感じるような体験はできるでしょうから。

スマホ、家電製品の表示言語設定をぜんぶ「英語」にしてみる

スマホはもちろん、家電製品でも、表示言語を設定できることが大多数です。

思い切って、スマホやテレビ、DVDプレイヤなど、身近な製品の表示言語をぜんぶ「英語」にしてしまいましょう。

物理的にカタチのある製品だけではなく、YouTube、Facebook、Twitter、Instagramなど、よくアクセスするサイトも、「英語」表示に。

パソコンのソフトも、「英語」にしましょう。

将来、必要となる「IT英語」の重要単語をストックできる効果もある

将来、必要となる「IT英語」の重要単語をストックできる効果もある

最初は、見慣れない画面に困惑するかも知れませんが、辞書を引いたり、推測力を働かせたり、毎日見ているうちに、慣れます。

コンピュータについての英語表現が自然にストックされて行き、そのうち、「これって、日本語でなんて言うの?」と思えるようになれば、しめたもの

ここで身につけたコンピュータの用語は、就職してからITエンジニアとして働き始めてからも、すぐに活用できる実用性の高い「マイ単語集」となるでしょう。

英語、数学、国語(現代文や小論文)だけは、サボらずにやる

最初に言っておくと、英数国ができなくても、ITエンジニアとして成功することは可能です。

それでも、英語、数学、国語(現代文や小論文)は、【苦手意識がない】程度に、やっておいた方が良いです。

「苦手じゃない」程度でもいい

「苦手じゃない」程度でもいい

学校で習う英文法は、ITエンジニアとして英文メール、英文ドキュメントを書くとき、即戦力となるでしょう。

Google翻訳という便利なツールもありますが、ツールがないと英語が使えないようでは、仕事のスピードが大幅ダウンし、将来、余分な苦労をすることになります。

数学では、サインコサインや微分積分ができなくてもオッケーですが、「順列」、「組合せ」、「数列」はITエンジニアとして、必須の考え方です。

苦手とする人も多いですが、数学の「場合分け」という考え方に慣れておくと、将来、バグの少ないプログラムを短時間で書けるようになるでしょう。

「国語」をしっかり使いこなせる学力も、エンジニアでは超重要

「国語」をしっかり使いこなせる学力も、エンジニアでは超重要

あと、国語(現代文、小論文)も、しっかり。

正しい漢字や文法を使って、誰にも読みやすい文章を書けるITエンジニアって、驚くほど少ないんですよ。

文章の「分かりづらさ」は、システムの不具合を生む原因にもなります。

また、IT系の国家資格(情報処理技術者試験)では、三千字の論文を課せられるものも存在し、こういった資格を取得する上でも、キチンと作文ができる能力は求められます。

エクセルを使いまくる

できれば、何らかのプログラミング言語を使ってみることができたらいいのですが、難しければ、エクセルを使ってみましょう。

身長と体重、定期テストの点数、小遣いの管理など、題材はいくらでもあると思います。

「プログラミング入門」として、エクセルから馴染んで行くのも一案

「プログラミング入門」として、エクセルから馴染んで行くのも一案

エクセルを使いこなすうちに習得する、計算テクニックや、データ絞込みの考え方は、ITエンジニアとしてのキャリアを、スムーズに開始させる一助となるはずです。

配列、関数など、エクセルには、プログラミングの考え方と共通する概念が多いため、まずはコンピュータに馴染むための「とっかかり」としては最適な入門ルートです。

書店やネットには、エクセル入門のための情報が充実しているため、独学でも困ることはないでしょう。

まとめ:英語とコンピュータは、典型的な「積み重ね型」の学問

英語とコンピュータは、どちらも「積み重ね型」と言える学問分野であり、一朝一夕で身につくものではありません。

才能やセンスも影響しますが、なにより膨大な試行錯誤と慣れが必要なので、スタートを切るのは、早ければ早いに越したことはなく、若ければ若いに勝るものはありません。

本記事を読まれた方が、少しでも英語とコンピュータのキャリアを構築するという決意を固め、それを実現させる上での一助となれば、大変嬉しく思います。

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